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この記事では、お問い合わせの多かった
パチスロ機の新たな遊技性 ボーナストリガー について調査しました。

ボーナストリガーの基本
『ボーナストリガー』の基本
①ボーナス終了後に
遊技枚数がいずれか一つに固定される
②遊技枚数ごとに性能が異なるので
ボーナス終了後に性能が変わる
ボーナストリガーの立ち位置
ノーマル機(Aタイプ) ⇔ ボーナストリガー搭載機 ⇔ AT機
BT機で想定される遊技性
BT機では、従来のノーマルタイプと比較して
主に以下のような5つのタイプの遊技性が想定されます。
タイプ名 | 概要 |
---|---|
従来のノーマルタイプ | BBとRBを有する完全確率タイプ |
①ループタイプ | ボーナスが連荘するループタイプボーナスを実現 |
②ノーマル+プレミアループタイプ | 基本はノーマルタイプだが、低確率で突入する高継続率ループボーナスを実現 |
③引き戻しループタイプ | ボーナス当せんで必ずBTに突入し、ボーナスの引き戻しループを実現 |
④ボーナス2回セットタイプ | 2種類のボーナスを繋げることで、ノーマルタイプを超える枚数を実現 |
⑤ボーナス獲得枚数上乗せタイプ | 複数のボーナスを繋げることで獲得枚数上乗せボーナスを実現 |
ボーナストリガーの経緯
AT機については、6.5号機から、一昨年の11月に導入したスマスロを通して大変好調であり、
多くのユーザーの皆さま、ホールの皆さまに喜んでいただけているところです。
その中でも、特にスマスロのAT機についてはシェアも順調に伸ばし、
2024年7月末時点で、市場遊技機の40%を超える約56万台が設置されております。
一方、所謂ノーマルタイプに関しては、市場に約40万台が設置されているものの、
その遊技機の構成は極めて画一的となっています。
ノーマルタイプは、AT機と比較して遊技性が極めて限定的で、
多様な遊技機開発が難しい状況にあるという課題があります。
現在の市場は多様で複雑な遊技性を持ったAT機と、極めてシンプルな遊技性で、
かつAT機と比較して出玉性能がかなり低いノーマルタイプに二極化した状態であり、
既存ユーザーの選択肢を狭めるだけではなく、ユーザーの離脱の助⾧や、
新規ユーザー獲得の足かせになっているのではと考えております。
そこで、日工組、日電協はATとノーマルの中間的なスペックで、
ノーマルタイプの遊技性を1歩進めた新たな遊技性の創造を目指し、
その方向性を警察庁に要望を続け、今回、解釈基準の変更により新機能
「ボーナストリガー(BT)」の搭載を実現することが可能となりました。
この、新機能「ボーナストリガー(BT)」は、
射幸性に頼らないシンプルで遊びやすい遊技性であり、
二極化した状態の中間地点となるところを目指しており、現在よりも多種多様で、
ユーザーに幅広い選択肢を与え、新たなパチスロ市場を創っていけるものと確信しております。
※記者発表資料 参照
ボーナストリガーの名称

ボーナストリガーの機能




【重要】注意事項!!
今回、解釈基準によって実現されることとなったボーナストリガー(BT)は、
AT機とノーマルタイプの二極化の解消を目的としたものであり、
新規プレイヤーなどに親和性の高いノーマルタイプのようなシンプルな遊技性を持ちつつ、
より幅広いパチスロ機の開発を可能とし、
当業界の活性化に繋げていくことを趣旨としています。
規定数が固定できるという今回の新機能ボーナストリガー(BT)は
ぱちんこでいう所謂、確変とは全く異なるものであり、規則的にもボーナス確率を変動させる機能ではありません。
確変といったようなファンの皆様に誤解を与えるような表現や
煽り言葉をメディアの皆様及び
関連するインフルエンサーの皆様が率先して、使用しないよう
強くお願いをしたいと考えております。
※ボーナストリガー(BT)機能を搭載した遊技機の設置開始時期につきましては、
今後の状況を見ながら改めて組合で決定し、発表をさせていただきます。
※パチスロサミット(参照)
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